TABIASHI-旅足- カナダ

カナダのレンタカー比較情報

カナダは、ロシアに次いで世界で2番目に広い面接をもつ国です。日本の実に27倍の大きさがあります。しかし、その国土の多くは北極圏にあり、人口約3400万の80%はアメリカ国境から200キロ以内に住んでいます。それでも国境の長さは6000キロを超えており、観光スポットの多くは市街地から遠く離れています。カナディアンロッキーやバンフ国立公園、ナイヤガラの滝、メープル街道などでカナダの大自然を満喫しようと思えば、レンタカーを借りるのが便利です。
カナダの道路はよく整備されており、長距離の運転でも快適にドライブすることができます。1日に500キロ以上(日本でいえば、東京・大阪間)走る観光客ドライバーも少なくありません。

カナダには、ハーツやエイビス、アラモ、バジェットといった大手レンタカー会社が各地に営業所を設けています。中小のレンタカー会社もたくさんありますが、ローカルな会社は値段が安い一方で、希望の車種が選べなかったり、古いクルマが多いようです。また、万一の時の対応に不安が残りますので、大手の会社を選んでおくと何かと安心です。

大手レンタカー会社の場合、旅行前に日本からインターネットで予約をすることができます。現地で直接営業所へ出向くより、事前予約の方が料金も割安になっています。
特にカナダの場合、旅行シーズンの夏は利用者が多く、事前予約は必須です。予約がなければ、希望通りにレンタカーを借りられないことがよくあります。
カナダでは、一般に、一定の距離を走ると追加料金が加算されるシステムとなっていますが、これで長距離ドライブをするとレンタル料金が跳ねあがります。長距離を走る予定の人は、「走行距離が無制限」のプランを選んでおくことです。

ハーツは、カナダ国内の主要都市や空港、ホテルに多くの営業所があります。6ヵ月から9ヵ月で新車に入れ替わるため、借りるクルマはきれいで整備も行き届いていることでよく知られています。全車、禁煙となっています。万が一、ボディなどに傷をつけても、必要な保険が全てカバーされている込み込みプランを申し込んでいれば、修理代を請求されることはありません。

アラモは、カナダ各地の空港や主要都市に営業所があります。必要な保険、税金、ガソリン1タンクなどが全て含まれた「アラモ ゴールドプラン」は、走行距離が無制限となっています。スキーラックは、限られた営業所での貸出になるということですので、必要な人は事前に確認してください。

エイビスは、カナダ国内の主要都市や空港、ホテル内など多くに営業所があります。日本語の予約サイトには、カナダでお勧めのドライブコースが紹介されており、その地図にエイビスの各営業所の位置も掲載さています。ただし、ミニバンとSUVクラスは、25歳未満のドライバーは借りることができません。

バジェットは、カナダの各所に営業所があります。ヒュンダイ「アクセント」などのエコノミーからフォード「エクスプローラー」などのSUVまで7段階のグレードに分かれています。日本語の予約サイトには、クルマに積める荷物の大きさや個数がわかりやすく表示されています。

カナダは、アメリカと同じく左ハンドルの右側通行ですが、速度表示は、日本と同じキロメートルです。そのため、速度がマイル表示のアメリカからカナダへ入った直後に混乱しやすいため、注意が必要です。
日中でもライト点灯が義務づけられています。ほとんどのクルマは、ギアをドライブモードに入れた瞬間、ライトが点灯するようになっています。
ケベック州では、標識は全てフランス語表示です。クルマを運転する場合は、そのつもりで基本的な交通用語はわかるように準備しておく必要があります。
冬は道路に積雪があったり、凍結することが多いです。雪道走行の技術が必要になりますので、雪道に慣れない人はくれぐれもスピードを出しすぎないことが大切です。
ロッキー地区では、急に天候が変わり、吹雪になることもあります。吹雪で視界が悪くなれば、車間距離を十分にとってスピードを控えます。
黄色のスクールバスの停車中は、近くを通り抜けることが禁止されています。対向車線を走行中でも停車して待ちます。

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