サイパンは、南太平洋に浮かぶ北マリアナ諸島の一つで、アメリカ合衆国の自治領です。日本から約3時間という近さと、南の島のリゾートライフを楽しめること、また、日本との時差が1時間しかないことから、小さな子供連れの家族を中心に日本からも多くの観光客が訪れます。
島の広さは、伊豆大島の約2倍です。島内に、バスや電車といった公共の交通機関がなく、自由に行動したい時にはレンターが便利です。特に小さな子供がいたり、気の合う仲間うちのグループの旅では、集合時間を気にする必要のないレンタカーが重宝します。
島内の観光スポットは、1日あれば余裕をもって回ることができます。レンタカーも24時間借りれば十分ですので、ちょっとリッチな気分で、アメリカンフルサイズのSUVやスポーツカーなどの高級車を借りるのもいいでしょう。島内は交通量が少なく、大きなクルマでも快適に運転することができます。
予約は、出発前に日本からネットで行うのが便利で確実です。現地の営業所で直接借りることもできますが、旅行シーズンはレンタカーの需要が高まり、希望の車種がないこともあります。レンタカーを確実に借りたい人は、事前に予約しておくことをお勧めします。
年齢制限は21歳以上です。身分証明を兼ねて本人名義のクレジットカードが必要です。
滞在が30日以内なら、日本の免許証で借りることができます。
ハーツには、アメリカンフルサイズのSUVやスポーツカーなどの高級車から、コンパクトな日本車まで多くの車種が、グレード別に10クラス以上用意されています。空港とガラパン地区、カノアリゾートホテル内にも営業所があります。ガラパンはサイパン最大の市街地で、地区内のホテルに宿泊している人にも便利です。
アラモ・ナショナルは、サイパン空港にのみ営業所があります。24時間営業で、日本車を中心に6つのクラスが用意されています。
エイビスは、日本語予約サイトで日本出発の7日前までに予約すると、円払いとドル払い両方のプランが用意されています。円・ドル相場を見ながら、どちらかを選択することもできます。「ウルトラパック」は、税金、フル保険、ガソリンの満タン返し不要がセットになったプランです。
バジェットの日本語予約サイトには、保険や税金がセットになった「こみこみプラン」が用意されています。ドル建てに加えて、円建てのクレジット決算もできるようになっており、為替相場を気にする必要がなくなりました。
サイパンの道路には、サンゴ砂が混じっていて滑りやすくなっています。特に雨が降り始めたら注意が必要です。車間距離を十分に取り、カーブや交差点の前では、急ブレーキを踏まなくてもいいように十分に減速する必要があります。